企業概要
社名 | ケイテック株式会社 |
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代表取締役 | 小松 豊 |
定休日 | 日曜、祝祭日 |
営業時間 | 9:00~18:30 |
資本金 | 2,000万円 |
本社 | 〒998-0824 山形県酒田市大宮町1丁目4-10 TEL 0234-23-5066 FAX 0234-23-5082 |
事業内容 | バイフューエル(LPG & ガソリン)車製作 新車・中古車販売 自動車車検・整備・修理 タイヤ販売 |
加盟団体 | LPG内燃機関工業会 会員 LPガス自動車普及促進協議会 会員 山形県自動車整備振興会 LPガス自動車普及促進協議会自動車部会 内燃機関工業会 酒田商工会議所青年部 |
登録商標 |
経営理念
中国のことわざ「海納百川(海は百の川を納め寛大となる)」を経営理念に掲げ、お客様の為に、販売店・ケイテックがある。ケイテックがあるのは、販売店・お客様のおかげであるという気持ちを持って業務に取り組んでいます。
「山形から日本のエコカー変革を」のビジョンのもと、LPG車の認知を高め、全国から注目されるような企業を目指しています。
「海納百川」は中国清代の林則徐(りん そくじょ)の座右の銘の一節です。
全文はこちら。海納百川 有容乃大
壁立千仞 無欲則剛
海百川(ひゃくせん)を納(い)る、容(い)る有りて乃(すなわ)ち大なり。
山高きこと千仞(せんじん)、欲無ければ則(すなわ)ち剛なり。
海は清濁数多の川を受け入れてこそ大きくあるのだということ。
受賞履歴
2018年 30年度酒田市新田産業奨励賞 受賞
平田牧場グループの新田嘉一会長からの寄付をもとに基金を造成し、奨励金を交付するものです。 先進的な取り組みで地域の産業振興に貢献したり、業界の能率向上及び合理化また、その他の事業の模範となる酒田市に在住の個人・団体に送られる賞です。
2019年 はばたく中小企業小規模事業者300社 選出
ITサービス導入や経営資源の有効活用等による生産性向上、積極的な海外展開やインバウンド需要の取り込み、多様な人材活用や円滑な事業承継など、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者を選定したものです。
アクセス
代表取締役 小松 豊
LPGハイブリッド車を作ることになったきっかけは?
当社は、2002年より個人事業で自動車整備工具販売をしていました。
輸入品の販売ということで当時取引のあった業者より韓国製のLPGキットを売ってみないか?といわれたのがきっかけです。
しかし、購入して取り付けをしてみると国内で認可が取れない・継続車検が出来ないなど問題がありました。
これを克服して多くの人に普及させるためにはどうすればいいか?と考えたのがきっかけです。
キットということは誰でも取り付けできるのですか?
最初の機械は、もともと日本車に合っていないためセッティングが取れなく、ましてハイブリッド車や軽自動車には取り付けが出来ませんでした。
まずは、システム全体の改良から始め、後にガスコンピューターソフトの開発をしてオリジナルのキットにしました。
ガソリンをなるべく使わないようにするためにアイドリングストップからのスタートでもLPガスでスタートさせ、低温時からのLPガスの切り替えをスムーズにして走れるようなデーターをあらかじめインストールすることにより、現場のセッティングを容易にして当社以外の整備工場でも取り付け出来る様に改良しました。
しかし、取り付けに際し、専門知識は必要ですので当社で取付講習及び技術指導を受けたガステック販売店のみでの販売とさせて頂いております。
日本でのLPGハイブリッド車の現状は?
国内の現状はLPガス車(専燃車)とバイフューエル車(LPガスとガソリン切替)合わせて約24万台が登録されています。
ヨーロッパではLPG先進国が多く、殆どの国で自動車の5%を占めているほどで、世界では1,500万台以上が走っている実績があるのです。
今後の目標は?
実は他にも取り組んでいることがありまして、CNG(天然ガス)の対応にも成功しました。
しかしLPGと違いCNGは日本では残念ながら入れるところがあまりありません。
ところが今、アジア各国では、LPG車よりCNG車の方が多いんです。圧倒的に安いうえに、排ガスもさらにキレイです。ガソリンが100円相当なのに比べて、CNGは5円相当で流通しています。自国でガスが出るミャンマーで精製設備の投資が進めば、これからきっとCNG車が主流になると思います。
なので輸出を見込んでミャンマー現地に合弁会社を設立しました。そこで専用に開発したCNG改造キットを輸出する計画をもっています。
さらに、今までは、改造キットを代理店がある韓国、イタリア、オーストラリアから輸入して、日本車に合うように手間暇をかけていました。輸入した既製品を車種に合うよう、加工調整をすべて自社で行ない、取り付け時の曲げ・伸ばし・切断・溶接等もすべて手作業で行なっているんです。
受注して通常3週間程度で完成しますが、特殊車両になると3ヶ月かかる時もある。 現体制では、月にそう何台も生産できません。そこで当社オリジナルの日本車専用キットを作りました。
今後は、改造キットの供給会社、つまりメーカーとして部品を供給しながら、施工代理店を募り、より一層のLPG HYBRIDの普及に努めていきたいと思います。
最後に
LPGハイブリッド車は、東日本大震災の際、ガソリンスタンドが閉まって車が動けなくなったときにもLPガスの供給だけは止まらず普通に走行出来ました。
こんな災害にも強く、身近な燃料を使った手軽なエコカー、しかも環境にもやさしいというところをもっとアピールして、一般の人から企業の人まで幅広く使えるエコカーを作り続けていきたいと思っています。
弊社スタッフ紹介
工場長 | 山岸 貴明 |
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整備スタッフ | 佐藤 敏晃・菅原 太河・高橋 佑弥 |
総務部長 | 小松 佳 |
事務スタッフ | 高橋 千絵 |